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行政書士は食えるのか食えないのか

行政書士の橋岡です。今回はズバリ!「行政書士は食えるのか食えないのか」というテーマで記事を書いていきます。ひどく個人的な意見となっていますので閲覧は自己責任で(笑)。

このテーマはしばしばSNS上でも取り上げられますし、実際にインターネット上でも様々な意見が散見されます。まあ、実際に行政書士をやらせてもらっている身としては、ありがたい事に「なんとかなっている」としか言いようがありません(笑)。当然に資格は仕事を運んできてはくれません。行政書士事務所の看板を出したら相談者が勝手に来るようなボロい商売ではありません。実はその逆で、専門性が高く、そもそもニッチなニーズであるがために、顧客の開拓が非常に難しい仕事なのではないかと私は感じています。むしろ、事業で成功して、お金持ちになって・・・みたいなことを考えているのであればあまりお勧めはできない業界なのではないかなーと(笑)。私たちは行政書士がどんな仕事をしているのかは当然知っています。でも、一般の人への認知度は残念ながら低いと言わざるを得ないのが現状です。一般のサラリーマン家庭が行政書士に触れる機会はほとんどないかもしれません。飲食店を開きたい!会社を設立したい!○○の許可申請をしたい!なんてサラリーマンの方はあまり思わないですよね。つまり、取り扱う分野によってはニーズがあまりにも狭すぎて仕事にならない・・・なんてこともあるわけです。もちろんその逆で、○○の分野をやっているのは日本全国探しても○○先生しかいない!という状況を作り出して、大成功を収めている先生がいるのも事実ですので、一概に食えないなんてこともないし、実際に私もありがたい事に仕事になってきています。


なので、食えるか食えないかという論争はあまりにも不毛だなあなんて思いながらいつも見ているわけです。だって、食えるか食えないかで言ったら事業主なんてみんな「一寸先は闇」なわけでじゃないですか。今月は依頼がいっぱいあったけど、来月は新規のアポイントすら入っていない・・・。来月の見通しが立たない・・・なんてこともしょっちゅうあるわけで、その状態が食える食えないで表現したら、「!?」ってなりませんか?(笑)。食える食えないを心配するのであれば最初から事業主ではなく会社員で成り上がるべく奮闘したほうがいいと思いますし、実際に会社員でも年収1000万円以上なんていっぱいいます。実際に私のお客様でも在留外国人で会社員で年収1000万円くらいの方がいます。全然私より稼いでます(笑)。なので、行政書士が食えるのか食えないのかということではなくて、国家資格を取るだけで食えるのか食えないのかというテーマで議論をすべきだと思うんですよね。国家資格ということで話せばものすごく広範なテーマであらゆる有資格者を巻き込む内容になりますが、要は一生懸命勉強して合格した国家資格をどう活かしていくかが一番大事なんじゃないですか?ってことなんじゃないかなと。そこを「行政書士」とか「司法書士」、「税理士」とか絞っちゃうと当然その中にも成功している人とそうでない人がいて、成功していない人は成功している人よりも多いだろうから、結局「食えない」みたいな意見が多数になっちゃうんじゃないですかね。先にも述べたように資格は仕事を運んできてはくれません。私も開業してから5カ月は売上がゼロでした。今も稼いでいるかと言えば全然稼げていません。ですが可能性は感じています。それはやはり「自分次第」だし、士業は稼ごうと思えば思うほど稼げなくなるんじゃないかなって最近は思います。こだわる箇所を変えてみる。そういう働き方ができるのが行政書士などの士業の醍醐味なんじゃないですかね。なんて、別に大して成功していないしょっぱい行政書士が生意気言ってごめんなさい(笑)。まあ賛否両論あるとは思いますが、今回はここまでとします。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。それではまた。



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