- koujihashioka
行政書士試験は実際のところ難しいんですか!?
更新日:2022年10月26日
久しぶりのブログ更新になります。行政書士の橋岡です。さて、今回は行政書士試験の難易度について私なりの見解を交えながらいつも通り一方的に語っていきたいと思います。
行政書士試験・・・。巷では本当にいろいろ言われていますよね。法律を扱う資格試験の中では簡単だとか、そもそも法律家なんかじゃないとか、勉強しなくても受かるとか(笑)。難易度を他の士業資格と比較してランク付けしてあったりとか。誰が、何を見て、それをどう感じるのか、それをどのように表現するのかは自由です(笑)。行政書士試験の難しさは試験に真剣に向き合ったことがある人にしかわからないし(どの資格試験でも同じです)、先に述べたように真剣に向き合って簡単だったと感じる人はそれはそれで答えだと思うからです。前回の記事で行政書士は食えるか食えないかという内容を書きましたが、これと本質は一緒で、簡単に感じる人もいれば、極悪に難しいと感じる人もいる・・・それだけの話ですね。それでは私はどう感じたか?ということですが、マジで超難しかったです(笑)。本当に初受験で合格したのは運が良かったことも大きいと自分で感じています。めちゃくちゃ難しかった・・・。もう、本当に、ずっと勉強してましたから(笑)。何が難しいかって?ピンポイントに手こずった分野を具体的に述べるなら、これも人によって得意分野があると思うので一概には言えませんが、私はとにかく【行政法】と【地方自治法】がややこしく感じました。【民法】は宅建試験で基本を学んでいたのでそれほど苦労はしませんでしたが、この2分野は本当にちんぷんかんぷんでした。条文を引いてもさっぱりわからん(笑)。いま問題を解けと言われたらできないと思います。試験問題とそれにつながる結論を必死になって頭に叩き込んだ記憶があります。あと忘れてはいけないのが【一般知識】ね。これは本当に鬱陶しくて、何を勉強したらいいのかすらわからないのに足切りがあるという鬼設定(笑)。もはやただのイジメにしか感じないレベルでした。ただ、救いだったのは私は宅建合格後に行政書士試験を受けたので法律系国家資格の問題に触れるのが初めてではなかったことでした。余談ですが宅建試験のときは最初はテキストと問題集に何が書いてあるかもわからなくて、全然勉強が進まなくて苦労しました(汗)。今は当事務所で取り扱っている業務がきっかけで【日本語教育能力検定】という試験の勉強をしていますが、これも難しい(汗)。改めて私たちが普段何気なく使用している【日本語】は本当に難しい言語なんだなと気づかされます。ちょっと話が行政書士試験から逸れてしまいましたが、結論は【資格試験はちゃんと勉強しないと結局全部難しいのでは?】ってことです。ちゃんと勉強していても合格できる人とできない人がいるので、本当に難しいと思います。試験問題が難しいこともそうですが、

一年に一回しかない試験を本気で追いかけることって本当に大変な作業なんです。不合格だったらまた来年受験しなくちゃ今までの努力が無駄になる!ってなるから精神的にも追い込まれるし、合格すれば周りの目も変わるけど、不合格だとがっかりされちゃうし、それを見たくないし感じたくないからまた自分を追い込んじゃうことになって挫折して辞めちゃう人だっています。勉強だけしてたってごはんは食べられない(家庭環境による)人がほとんどなので、当然社会人受験生は仕事をしながら勉強時間を捻出することになります。実際に私もそうでした。仕事も忙しいけど、絶対合格したいから何が何でも勉強時間を確保してて・・・でも日々生きていかないといけなくて・・・もう、いっぱいいっぱいですね。会社員をしながら受験を試みると大抵の人はこうなるのではないでしょうか。私は試験勉強に費やした期間は約9カ月ほどです。これを人に言うと『すごいですね!』なんて言われることもありますが、仕事しているときと寝ている時以外はほぼすべて勉強していました。あんな生活二度とやりたくありません(笑)。当時は自転車で通勤していたのですが、スマホからイヤホンで試験問題を流しながら通勤し、ごはんを食べながらも問題を解き、トイレにいる時もテキストを読む。寝る前だってテキストを音読する。休みの日?そんなん、勉強に決まってるじゃないですか!家族とイオンに買い物へ行った時だって嫁ちゃんが試着室で新しい服を着ているときの待ち時間に記述式対策のテキスト読んでました。当時パチスロを夫婦で嗜んでいましたが、一緒にパチンコ店に行き嫁ちゃんが打っているときに休憩所で問題集を解いたり、スロット打ちながらテキスト読んでるもんだからハナハナのボーナス中のスイカ取りこぼしたり、AT機のAT中に押し順ナビしくじってペナルティ発生したり(わかる人にはわかる)。本当にこんな生活です。家族からは呆れられていました。自分で言うのもなんですが、結構どっぷり漬かっていたと思います。なかなか濃い9カ月でした。そんな中でただ勉強をするのではなく、どうやったら効率良く、質の高い勉強ができるのか?を自分なりに考えてそれを繰り返してダメならまた変化をつけてということも同時にやっていきました。そのおかげで合格することが出来ましたが、不合格であったならばおそらく立ち直れないくらいのダメージを心に負っていたでしょう。とにかくめちゃくちゃ勉強しました。これは事実なので自信を持って言えます。ここまでやっても合格するかどうかはわかりません。これは私が低学歴だから感じるだけかもしれませんが、それほどまでに難しい試験だったと感じています。合格率?○○%?○○時間勉強したら受かる?確かに数字は計画を立てるためには非常に大切なデータです。このデータを目安にして戦略を練るのですから。私もノープランでひたすらど根性で勉強していたわけではなく、ちゃんと自分なりに戦略を立てて、そこに考えた戦術を展開するということをしていました。でもね、結局最後には『気持ち』の問題が大きいんです。『何年かかっても負けない!絶対に今年こそは合格する!』という強い気持ちで運を引き寄せる!これが一番大事まであります。おっと!長々と語ってしまいましたね。このテーマはまだまだ語れますがこれ以上は読むのが面倒になってしまうかもしれないので、中途半端ですが、今回はここまでとします。結論、【実は難しい】ということでお見知りおきを(笑)。
それではまた、不定期ですが、気ままにテーマを決めて書いていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。