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行政書士試験の受験体験記①

行政書士の橋岡です。ちょっと間が空いてしまいましたがブログを更新します。今回からは行政書士試験の受験を検討されている方や現在受験を控え猛勉強されているみなさんの少しでも参考になればと思い、私の受験時代のことを何回かに分けて書いていきます。そもそもなぜ行政書士試験を受けたのか。この点は過去のブログにも書いてありますので、割愛します。では中卒でこれまで受験勉強という言葉と向き合うこともほとんどなかった人生で、どうやって行政書士試験を独学で、9カ月の勉強期間で、一発で合格したのか、具体的に書いていきます。まずは大前提として、私は行政書士試験を受験する1年ほど前に宅地建物取引士試験を受験し、合格しています(一発合格)。この宅建での受験勉強がおそらく人生で初めての受験勉強かもしれません。宅建の受験自体も法律関係の勉強はもちろん初学者で、何もわかりませんでした。テキストに書いてあることも日本語で表記されているはずなのに読めないし、書けない、読めたとしても何が書いてあるか意味がわからない・・・そんな状態です。本当にすべての科目がさっぱりでした。だからこそよかったのかもしれませんが、とにかく勉強しました。テキストと過去問をボロボロになるまで繰り返しやりました。特に重点をおいた科目は宅建業法と民法です。たぶん人生であんなに勉強したことはなかったと思います。絶対に一発で受かってやると思っていました。当時は建築営業をしていたので仕事の合間にも勉強、週一回しかない休みも勉強、仕事終わってからも勉強、とにかくひたすらテキストとい過去問だけを集中的に繰り返しやりました。

問題集の問題と答えをページを見ただけでわかってしまうくらいでした。そうなってくるとあまり意味がなくなるので、問題集を買い替えたりもしました。そんなこんなで宅建に関しては丸一年くらい仕事の合間に勉強をして5点免除無し、一発で合格しました。この時に試験勉強の内容はもちろんですが、自分の中で『勉強のやり方』を学べた気がしました。いわゆる戦略というやつですね。つまりどういうことかというと、受験勉強を進める上で一番大切なのは『どのように進めるか』であり、もっと簡単にいうと『スケジュール管理』だと言うことです。学生時代を思い出してください。どの教科でも一年を通して何を、どれくらい、どのように勉強するかが決まっていたはずです。学生時代は学校側がスケジュール管理をしてくれるのでそれに従うだけでよかったんですが、社会人になるとそうもいきませんね。なのですべて自分で決めることになります。目標に向けての『戦略』を練って『スケジュール管理』を徹底する。私がやったのは本当にこれだけなんです。すごいいいテキストを使ったとかめっちゃいい予備校行ったとか、そんなことはありません。行政書士試験というものを自分なりに調査・分析し、その情報を基に戦略を練る。その戦略を実行していくためのスケジュールを作成し、管理を徹底する。何回も言いますが、実際に受験勉を進める上で一番大事にしたのは本当にこれだけです。その中で、このテキストは読みやすいだとか、この問題集は使いやすいだとか細かいことは当然こだわりましたが、それは次回以降で書きます。何度も言いますが、私は中卒です。宅建受験や行政書士受験まで本格的な受験勉強なんてほとんどしたことないですし、ましてや法律なんてちんぷんかんぷんです。自動車の免許のときに道交法をちょっとやったくらいですかね。ともあれそんな私でも『独立開業』ができて、かつ、お客様から『先生』などと呼ばれることになるんです。本当に素晴らしい資格だと思います。ぜひ頑張って合格をもぎ取って下さい。ですが、合格したからゴールではありません。試験の合格はまだスタートラインにも立てていません。スタートラインに立つ資格を得たに過ぎないのです。

今回はここまでとします。次回は実際に私が作成したスケジュールと管理の仕方を書いていきたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ではまた。

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