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  • koujihashioka

士業はサービス業?先生業?

行政書士の橋岡です。今回は士業とはサービス業か?先生業か?というテーマで記事を書いていきたいと思います。※個人的な見解です。全体がどうというわけではありません。

さて、我々のようないわゆる士業はお客様から『先生』と呼ばれることが非常に多いです。役所の人にも基本的に『先生』と呼ばれます。私は個人的になぜ士業は例外なく『先生』と呼ばれるのか、本当に疑問です。登録したばかりで右も左もわからない状態でも『先生』と呼ばれます。開業当初は本当に嫌でした。知らないものは知らないし、わからないものはわからない。でも相談者や役所の人でキツい人は『そんなん知っていて当然でしょ?行政書士の先生だよね?』と言ってくることもあります。実際に私も役所の人に言われたことが何度かあります。本当にストレスですよ(笑)まあ聞き方も悪かったのかもしれないと猛反省しましたが。とにかく最初は『先生』と呼ばれる事がすごく嫌でした。いまでも『先生』と呼ばれるよりも『橋岡さん』と呼ばれる方が好きですが、別にこだわっていません。お客様が呼びやすいように読んでくれたらいいと思います。実際私も提携先の司法書士の方に『先生』って呼んでますし(笑)


さて、冒頭のテーマに話を戻しますが、私個人はどちらでもないのかなと。というかどちらかにカテゴリ分けする必要ある?って思ってます。『サービス業』と『先生業』のちょうど真ん中よりは『サービス業』寄りぐらいの感覚なんじゃないかなとやってて思います。コテコテのサービス業だとやっぱなんか違うし、でも先生って呼ばれるほど何かすごいわけでもないと自分では思うし・・・みたいな感じですね。まあそれぞれの考え方があって、先生業だ!と思う方は別にそれでいいんじゃないかなって思うし、サービス業だ!って思う方はそれでいいと思います。大手行政書士法人等に勤めている方はそうはいきませんが、個人開業している方はスタイルは自分で決めたらいいと思います。私は根っからのサービス業上がりなのでさっきも書きましたがサービス業寄りです。でも、単純にサービス業で会社員をやっているときによりも自然体になれているような気がします。少し話がそれますが、新規のお客様の中には私の事を『頼りがいがないなぁ』と感じる方も多くいるかもしれません。これは性格の問題もあると思いますが、はっきりとした事ははっきりとしてからでないと答えられないんです。安易に『絶対許可取ってきます!任せてください!』なんて口が裂けても言えません。言えたらどんなにラクだろうと思いますが、言えないんです。『精一杯頑張らせていただきます!だから一緒に頑張りましょう!』これが私が最初に言える精一杯です。まあチキン野郎って言われたらそうかもしれません。たとえ何度もやったことのある許認可案件で、確実にいけるだろうと心の中で感じていても、あくまではそれは私が勝手に『感じる』だけであって実際に『許可』されているわけではありません。なので無責任に『大丈夫です!任せてください!』って言えるほど胆が据わっていないんですね。言いたいんですけどね・・・。特に入管は何ともならないときも多いので言葉に気を配りますね。なので確実なことを明言するのを避けながら勘違いされるような表現を避けて、お客様にある程度『安心』をしてもらう。お客様が本当に『安心』するのは許可が下りた時だけなんです。その本当の『安心』を手にするために全力を尽くす!これが私がサービス業寄りなのでは?と考える所以です。正直言って私はお仕事を受任させていただくたびに不安しかありません。でもやるんです。頑張るんです。お客様のために全力を尽くすんです。でも時にはお客様の言いなりになってはいけません。ダメなものはダメとはっきり言う必要があるし、できないことはできないと断らないといけません。なぜダメなのかをちゃんと説明して納得してもらわないといけません。なので完全なサービス業というわけでもありません。線を引くことに何か意味があるのか?なんて思ったりもしますが、あえて線を引いてみると私はこんな感じですね。この答えは各々が決めて持っていたらいいんじゃないでしょうか?


今回の記事はここまでとします。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

次回もそんなに間をあけないように更新しますので、宜しくお願いします。

ではまた。

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